元々アイルランド発祥のお祝いイベントだったものが世界各地に広がり、最近は日本でもパレードが行われるようになりました。

日本で見るけどセントパトリックデーはどんな日なの?何を祝う日なの?

アイルランド行って楽しみたい!でも現地はどんな雰囲気なのか知りたいなあ?
という疑問にお答えします。

本記事を書いている僕はアイルランドのダブリンに留学経験があり、セントパトリックデーに参加をし街の雰囲気に魅了されました。
・アイルランド発祥のセントパトリックデーとは
・アイルランドのセントパトリックデーは荒れるのか
・アイルランドのセントパトリックデーのパレード
・アイルランドのセントパトリックデーに行きたい方
・アイルランド発祥のセントパトリックデーを見てみたい方
1分くらいで読めるので、セントパトリックデーについて詳しく知りたい方最後まで読んでみてください。
目次
アイルランド発祥のセントパトリックデーとは?

3月17日に開催されるアイルランド発祥のセントパトリックデーとは、アイルランドにキリストを広めた聖人聖パトリック(セントパトリック)の命日。
アイルランドは3月17日は祝日になっています。
昔は静かにお祝いするお祭りでしたが、いつの日かアイルランドでパレードを盛大にお祝いするようになりました。
これにより現在ではアイルランド国民だけではなく世界300カ所で世界中すべての人々が、アイルランドの豊かな文化や伝統に祝杯をあげ共に祝う日になりました。
セントパトリックデーに参加する人は緑色の帽子や服、アクセサリーなどを身に着け町中が緑色に染まります。
なぜ緑に染まるの?

これはアイルランドの美しい緑の自然に由来しているそうです(諸説有)
アイルランドは高緯度のため雨が多く、気候の変化が激しいです。
木々が育ちやすいためアイルランドをIsland of Emerald(エメラルドの島)と呼ぶほど緑が多く、ダブリンの中心街から車で15分もすれば景色が一変します。
そしてセントパトリックデーと言えば緑とシャムロックです。
シャムロック(三つ葉のクローバー)

この三つ葉のクローバーはアイルランド語でシャムロックと呼びます。
シャムロックはアイルランドの国花です。
国花となったのはアイルランドの守護聖人、聖パトリックとの関係であると言われます。
聖パトリックは三つ葉のクローバーを使って三位一体(父と子と聖霊)のコンセプトを説きました。
もともと「3」という数字が大切にされており、シャムロックも同じように神聖なものであるかのよういされていった。
そして現在では三つ葉のクローバーはアイルランドの国花に指定されており、幸運のシンボルとして愛されています。
アイルランドのセントパトリックデーは荒れるのか?
アイルランドのダブリンで起こるセントパトリックデーの日は多少治安が悪くなります。

オコンネルストリートで行われる盛大なパレード
街全体でセントパトリックデーを開催しているため、セントパトリックデーの午前中からオコンネルストリート(ダブリンの主要道路)は交通規制がされています。
通常のバスもは降りるバス停が違う場合があります。
開始1時間前にも関わらずぞくぞく人が集まり、オコンネルストリートに沿ってあっという間に長い人の壁ができます。
パレードの前に剣と魔法の杖のようなものを見せていました。

アイルランド人に聞いても何か分からなったです。
たぶん聖人聖パトリックが持っていたものでしょう(笑)
12時頃にオコンネルストリートにパレード隊が到着してきました。
アイルランドを象徴する『ハープ』やパレードを盛り上げるためにいろいろなものが出てきました。
正直クオリティは低かったんですが思い出になります。


アイルランドで馴染み深い音楽が音楽隊によって奏でられます!!
約1時間くらいパレードが続きパレードが終わると、奇行にはしる若者もちらほら出てきます。
まるで日本ほどひどくはないですが日本のハロウィンのように、建物に上ったりなどなど、、、
人が多く集まるイベントではこういう人たちは世界のどこにでもいるんだなと思いました。

渋谷のハロウィンを思い出しました。
テンプルバーエリアはスリに注意

アイルランドのセントパトリックデーは世界各国から集まってくるため人でごった返しています。
特にパレード終了後は人が多すぎて歩くのが困難です。
常に歩いてる人と密着したり、すれ違う人に当たったりと危険ですので、行く際はほんとに気を付けてください。
テンプルバーに入るにも一苦労です、、、
テンプルバーに入れてもお酒を買うにも人をかき分けながらではないと、お酒を頼むのすらできません。

外国人みんな体が大きいから本当に大変です。
海外でやる人はいないと思いますが、席をカバンや自分の私物で席を取ってからお酒を頼みに行くようなことはしないように!!一瞬でなくなります。
最後に-アイルランドのセントパトリックデーは気を付けて
アイルランドはヨーロッパに比べ治安は良い方ですが、セントパトリックデーを見計らって渡航する観光客はたくさんいます。
フランスのパリやスペインのバルセロナには、観光客を狙ったスリもあるのでアイルランドだから気を付けなくて大丈夫と思わず人が多い場所では要注意。
人混みを狙ってくるスリ集団もいるので、アイルランドやヨーロッパへ旅行する方は気を付けてください。
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[…] 〇ダブリン発祥のセントパトリックデーの日は治安が悪くなります。 […]