留学のメジャーな国として取り上げられるアメリカやカナダ、オーストラリアとは違ってここ最近ではアイルランドも留学の国として知られてきました。
そこで、、、

アイルランドは他の留学先と比べてどこが違うの?

アイルランドの留学情報が少なすぎる、、、メリット・デメリットはどんなことがあるの?
というような疑問にお答えします。
アイルランドに留学に行った人が少ないためアイルランドの情報が少なく、留学となると想像しにくいと思います。

ですので8か月アイルランドのダブリンに留学して感じたメリットとデメリットについてご紹介します。
- アイルランドの基本情報
- 語学学校があるアイルランドの街
- アイルランド留学のメリット・デメリット
- アイルランド留学の準備
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5分ほどで読めますので是非最後まで読んでみて下さい。
目次
そもそもアイルランドってどんな国?

アイルランドはイギリス領の北アイルランドと隣接しており、アイルランド島を成しています。
アイルランド島は北海道とほぼ変わらない大きさで小さな島国です。
人口も492万人(2020年現在)と日本の福岡県の513万人(2020年現在)よりも約20万人ほど少なく、人口密度が非常に低いということが想像できるでしょう。
さらにアイルランドの首都ダブリンにアイルランドの人口の約30~40%がいます。
アイルランドは日本よりも緯度が高いのにも関わらず、日本ほど冬は寒くなく、夏も暑くないのでとても過ごしやすいです。
1日に四季があると言われるほど天気の移り変わりが激しいです。
朝晴れていると思っていたら、お昼間には小雨が降ってきて、夕方に大雨、そして夜には晴れているなんてよくある話です。
雨が多いこともあってアイルランドはEmerald of island(エメラルドの島)と言われるほど、緑豊かなで自然と調和している国です。
大都市にも公園や緑が多く自然を感じることができますが、車で15、20分もすれば大自然が広がっています。
アイルランドに留学するメリット・デメリット

・アイルランド人はchatty
・日本人が少なく英語漬けができる
・国際色豊かな生徒がいる
・ヨーロッパ観光が格安で行ける
・ジャガイモ料理が多い
・飽きてしまう可能性がある
・晴れの日が少ない
・物価が高い
メリット:アイルランド人はchatty
アイルランド人は外国人も認める『フレンドリー』かつ『おしゃべり好き』です。
とても明るくみんな気さくに話しかけてくれます。
バスで待っている時にも他愛もない天気の話や、パブやバーで飲んでるときにも『どこの国から来たの?』などの話をしてくれます。
大阪人のおばちゃんのような誰にでも話かける方が多いように感じました。
シャイな日本人は最初戸惑うかもしれませんが、特に変な意味はなく話しかけてきた方は、ただお話しをしたいだけなのでおしゃべりに付き合ってみてください。
是非留学に行った際に1人でテンプルバーに行ってみて、ローカルのアイルランド人とたくさん会う機会がありますので、英会話の練習をしに挑戦してみてもいいかもしれないですね。
メリット:日本人が少なく英語漬けができる
アメリカやイギリス、オーストラリアのような留学では有名な所と比べたら圧倒的に日本人は少ないです。
自分の学校は全体の1%~5%くらいの割合が日本人でした。
クラスに自分以外日本人がいないタイミングもありましたし、日本人がいても3人ほどでした。
街を歩いても日本人はいませんでしたが中国人は多かった印象です。
自分の性格上日本人がいたら頼ってしまいそうだったので、日本語を使わない環境としてダブリンを選んだのは正解だと思います。
メリット:国際色豊かな生徒がいる
日本ではアイルランドのダブリンはマイナーな国となっていますが、特にヨーロッパの中では英語を学ぶ国として有名でヨーロッパからの留学生が多かったです。
フランス、スペイン、ドイツ、などなど、、、。
中南米からも多く留学生が来ており、自分の最初になった友達がメキシコ人だったので周りはスペイン語が共通のラテン系の国が多かったです。
ボリビア、チリ、アルゼンチンとダブリンに留学行ってなかったら絶対に会わなかっただろうなと思う国の人と友達になれました。
同じルームメイトにはトルコ人や1番最初のクラスにはバングラディシュ人やドバイ出身のアラブ首長国連邦の双子にも会いました。
メリット:ヨーロッパ観光が格安で行ける
日本からヨーロッパへ行くのは直行便でも約12時間、乗換になると約20時間はかかり飛行機だけで疲れたなんてこともありますよね、、、。
しかも航空券も約10万円くらいするし、ヨーロッパ旅行は贅沢品ですよね。
ですがダブリンからお隣のイギリスまで直行便で約1時間30分で行けてしまう近さ、そして航空券も安くて往復で2000円くらいで行けてしまいます。
デメリット:ジャガイモ料理が多い
留学でホームステイした際、夕食は絶対にジャガイモです。言い切れます。
ふかしたジャガイモやマッシュポテト、フライドポテトと色んなジャガイモが食べれます。
これをメリットと取る方もいるとは思いますが、大半の方はデメリットと感じるでしょう。
日本食というよりもお米がものすごく食べたくなります。
アイルランドにも日本食屋さんはありますので、お気に入りの日本食屋さんを見つけていた方が良いかもしれません。
デメリット:飽きてしまう可能性がある
何度も言っていますが、大都市のダブリンでさえもとてもコンパクトなので、長期の留学だと飽きてしまう可能性があります。
学校の近くにあるパブやレストラン、ショッピングモールへ行く他、あまり娯楽がなく少し窮屈を感じてしまうかもしれません。
ですが、アイルランド国内にもたくさん観光地はありますし、メリットで述べたヨーロッパ観光が格安で行けますので、時間とお金に余裕がある方は行かないわけには行かないですね。
〇アイルランドの自然を満喫したい人はコチラ
デメリット:晴れの日が少ない
アイルランドは常に曇りか小雨で天気の移り変わりがとても激しいです。
朝晴れていると思っていたら、お昼間には小雨が降ってきて、夕方に大雨、そして夜には晴れているなんてよくある話です。
その分アイルランド人は太陽が出ている間は太陽を満喫します。
例えば、晴れている間のランチタイムでは公園でピクニックをしているアイルランドの学生や働いている人。
学校が終わる4時5時にはアイルランドの学生が友達と遊んでいたり会話してたり、公園で座りながら談笑したりしている光景がありました。
デメリット:物価が高い
アイルランドの消費税が23%とかなり高額、外にランチをしに行くと普通に1000円は超えてきます。
そもそも1ユーロが120~130円/ユーロなので高いと感じる原因ですよね、、、。
留学で寮生活を選んでお金を節約したい方は自炊が必須になってきます。
パスタは比較的安かったので、アイルランドであったメキシコの友達は毎日パスタを食べてました。
アイルランドの3大都市に留学するメリット
アイルランドに留学できる3大都市は知っていますか?

・ダブリン
・コーク
・ゴールウェイ
ダブリン
まずは首都のダブリンです。
アイルランドの人口の約30%ほどが首都ダブリンに住んでいます。
ダブリンにあるグラフトンストリートは、2016年に年間約3300ユーロ/㎡/年と世界13位となったくらい世界でも数ある中の高級繁華街があるアイルランドが誇る大都市です。
観光客も多く、テンプルバーのエリアなどはお昼からお酒を飲んでいる人もいますし、毎日毎晩ダブリン市内は賑わっています。
日本の東京のように色んな場所に観光地があるのではなく、ダブリンにしかないのでとてもコンパクトな街で、観光地も徒歩圏内にあるので観光客にとってはとても便利です。
首都ということもあって、有名な観光地もたくさんあります。
ギネスビールを醸造している『ギネスストアハウス』やイースター蜂起の際には多くのリーダーが収監・処刑されていた『キルメイナム刑務所』、世界一美しいとされる本、ケルズの書がある図書館『トリニティカレッジ図書館』などなど、1度は行ってほしい街です。
〇ダブリンの観光地を知りたい方はコチラ
コーク
首都ダブリンに次ぐ第2の都市とされるコーク。
アイルランドの南の位置にあり、アイルランドの中では比較的温暖な気候から観光客にも人気のスポットにもなっています。
といって冬は3度近くにはなりますので、防寒対策は忘れずに行ってください。
物価も大都市ダブリンに比べたら安く、節約したい留学生はオススメの街です。
コークの中心地にはアイルランド唯一のENGLISH MARKET(イングリッシュマーケット)があります。観光客や地元の方も買い物に来ていて、アットホームな雰囲気で暖かい気持ちにさせてくれます
ゴールウェイ
アイルランドの西部に位置し、ゴールウェイは失われつつあるゲール語(アイルランドに元々あった言語)文化の遺産を最も色濃く残している場所です。
ダブリンの真反対に位置しているため、西の文化の中心として伝統的なゲール語文化の保存や再生に積極的に取り組んでいる街となっています。
紹介した2つの街以上にコンパクトな街でこじんまりとしています。街並みもパステルカラーな建物があったり、かわいい印象の第3の都市ゴールウェイ。
ゴールウェイの中心部にあるショッピングモール『エアスクエアセンター』は内部に昔作られた石積みの城壁があるります。
建設途中に発見されそのままモールの一部として使っているため、近代的な建築とうまいことマッチしていて不思議な感じでした。
アイルランド留学のメリットを活かす注意点

アイルランドの英語は訛りが強い
アイルランド人が話す英語はスピードが早く、英語の訛りが強いので最初はかなり戸惑うでしょう。
さらにイギリス英語に近いので、アメリカ英語に聞き慣れている日本人は聞き取りずらく感じます。
さらにアメリカ英語とそもそも使い単語が違うので、これも聞き取りずらい原因になってる可能性があります。
〇もっと詳しく知りたい方はコチラ!イギリス英語になれるための方法も紹介しています。
英語を話す準備をしておいた方が良い
アイルランド留学に限らずですが、英語を学ぶとなると先生との会話、外国の友達との会話、ホストファミリーとの会話、英語を学ぶことにおいて切っても切れないのがコミュニケーションです。
そのためには英語に慣れておくことが最低限必要になってきます。このコロナの期間中に英語に慣れておくことも留学するための準備として必要です。
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留学に行く前に英語に触れてるか触れてないかで、留学中の英語の伸び方も違ってきますのでコロナの期間中に少しでも勉強しておきましょう。
最後に-留学先としてアイルランドは良い国
アイルランドのメリット・デメリットを分かって頂けたでしょうか?
・アイルランド人はchatty
・日本人が少なく英語漬けができる
・国際色豊かな生徒がいる
・ヨーロッパ観光が格安で行ける
・ジャガイモ料理が多い
・飽きてしまう可能性がある
・晴れの日が少ない
・物価が高い
アイルランドにはデメリットがありますが、英語を学ぶ環境としては最適な国だと感じました。
日本人が少なく色んな国の方にも会うことができ世界中に友達を作ることができます。
カナダやオーストラリアの王道な留学先を選ぶのに抵抗ある人は、アイルランドを選んでみてはいかがでしょうか?