『7%』ーみなさんこの数字はどんな数字か分かりますか??
これは世界の国で水道水が飲める国の割合になっております。
日本ではあたり前のように水道水が飲める国として日本人は認識していますが、世界から見たらかなり珍しい国となっています。
世界で水道水が飲める国はたったの15か国だけとなっています。
アジアで水道水が飲める国はな日本とアラブ首長国連邦の2か国だけ!
そして観光や留学で人気が出てきたフィリピンでは水道水は飲めないと聞いたことはあると思います。
ですので水道水から出る水には気を付けるとは思いますが、水道水で洗われた食器などに気を配る人は少なく、飲み水ではない所で腹痛になったりと意外な落とし穴があります。
ですので、フィリピンに留学そして仕事をしていた自分がご紹介します。
〇こんな方に向けて書いています
- フィリピンに留学・観光に行く方
- 飲む水をウォーターサーバーから飲めばいいだけだと思っている方
- フィリピンに行ってお腹を壊したくない方
〇本記事で分かること
- 飲み水ではない危険なもの
- フィリピンの水で気を付けなければならないこと
- もしフィリピンで下痢になった時に
本記事を読んで頂ければ、フィリピンで腹痛にならないために気を付けなければいけない事が分かります。5分ほどで読めますので、是非最後までお読みください。
では行ってみましょう!!
目次
フィリピンの水道水の意外な落とし穴
そもそもなぜフィリピンでは水道水が飲めないのでしょうか?
結論、水道水の基準値としてはフィリピン・セブ市内の水は飲めます。
なのですが、インフラの整備が整ってないことによって、浄水場を出てから水道に辿り着くまでの配管、ウォータータンクなどが、劣悪な汚さなので絶対に飲んではいけないのです。
7000以上もの島があるフィリピンで飲める水道水を作るには、膨大なコストと時間が必要になります。
日本のように飲める水道水を作るのには、水に含まれている不純物や細菌など除去できる浄水処理をする必要もあります。
ですがまだまだ発展途上国のフィリピンではまだ難しく、非常に高度となる技術や莫大なコストがかかってしまいます。
ですので飲める水道水を待つよりも、自分達で気を付ける必要があります。
そして腹痛になる可能性がある、意外と知られていない落とし穴についてもご紹介します。
水道水で洗ったものは危険?
意外と記事で書かれていなかったので1番最初にご紹介したいモノが以下の2つになります。
敏感になりすぎだろと思いますが、フィリピンで腹痛になった経験者からしたら敏感なくらい方が良いと思います。
コップ
ローカルレストランなど行った際にセルフサービスで水を入れる場所があります。
ウォーターサーバーの近くにコップがありますがよく考えてくださいね、、、
『そのコップは何で洗ってると思います?』
フィリピンのローカルレストランで働いていないので確実ではないですが、99.9%は危険と言われている水道水で洗われていると思います。単純に飲み水の方がコストもかかりますし、なかなか飲み水では洗わないと思います。
ですので、乾いていない状態のコップにウォーターサーバーの水を入れて飲んでしまった場合に腹痛や下痢に襲われてしまう可能性があります。
生野菜
これもローカルレストランの話になりますが、ローカルレストランにはたまに生野菜が置いてあるお店があります。
コップと同じ質問をしますが、『その野菜は何で洗ってると思います?』
おそらくこちらも水道水だと思います。
フィリピン料理は肉料理が多く野菜が不足しがちになります。
野菜が取りたくなりますが、生野菜からではなくても野菜を取れるフィリピン料理もありますので生野菜は避けた方が良いかもしれません。

そもそも熱い空間に生野菜が置いてあると、傷んでる可能性もありますので食べる食べないの判断は自己責任でお願いしまう。
提供される水・氷
多くの方が安心してしまいがちなのが、レストランの水・氷です。
これはショッピングセンターのような商業施設のレストランでも気をつけましょう。
だいたいのレストランは飲み水の提供で水道水を使うようなことはしませんが、中には水道水を使ってくるレストランもあります。
そして1番気を付けたいのは氷です。
水道水を使っているか使っていないかの判断が難しいので、何とも言えませんが、長期で留学ならまだしも旅行の方であれば、氷を使うのは控えた方が良いです。
あと、屋台で売ってあるタピオカやスムージーといったジュースの氷にも気を付けましょう。
身近に潜む水道水の危険
うがいの水
これはついやってしまいがちなことですが、帰宅してからのうがいや歯磨きした後の口をゆすぐために、水道水を使ってしまうことです。
飲まないように気を付けますが、口の中に水が入っているので何かの不意に飲んでしまったことなんてあったら、腹痛間違いなしなので使う際には気を付けましょう。
シャワーの水
口に含まない、飲まない限り問題はありません。こんなにも身近なところに危険があることを頭の片隅に置いておいてください。
フィリピンの水で腹痛にならないための対策
コップは拭いてから使用
ローカルレストランではセルフサービスの水がありますので、そのコップを使う際には完全に拭き上げてから使うようにしましょう。
お腹の弱い人なら少量の水だけでもお腹がお釈迦になってしまいます。
少しでも腹痛になる可能性があるものがある場合は自分で避けていきましょう。
提供されたものに関しては自分の判断で飲むようにしましょう。
もしくはミネラルウォーターを買うか、水筒を持参して安心できるところのウォーターサーバーで水を汲んで持ち歩きようにしましょう。
ミネラルウォーターを購入する
ミネラルウォーターは色んな所で購入ができます。
コンビニやレストラン、スーパー、サリサリストアなど多くの場所で購入することができます。
値段も500mlの場合だと10〜20ペソ(約20円~40円)で1Lだと20〜40ペソ(約40円~80円)と日本よりもかなり安いので、ウォーターサーバーでも心配という方はミネラルウォーターを買うことを強くオススメします。
できる限り水道水を使わない
飲まない限りは問題は全く無いのですが、心配な方はうがいの時にはウォーターサーバーの水を使用するのもいいかもしれません。
ちなみに、水道水を口に含むと少し嫌な味がするので、自分を含め友達もうがいの時は飲み水を使っていました。
と、対策しても何かの拍子で腹痛になる場合もありますので、腹痛になった際の対処法もご紹介。
フィリピンの水で下痢になった場合
下痢を発症した初期は下痢止めを使わずに、まず様子を見ましょう。
様子見ても治らない場合は以下の事を試してみましょう。
日本からの持ってきた薬を飲む
フィリピンで腹痛になると思っていたので日本から正露丸は持っていきました。
これはフィリピンでのお守りでした。
十分な水分補給を行う
下痢になると脱水を起こしやすいので、こまめに水分補給を行う必要があります。
フィリピンにもポカリスウェットのスポーツドリンクがありますので、経口補水液のような水分と同時に電解質も補給できるものをオススメします。
バナナを食べよう
バナナにも多くのカリウムを含んでおり、下痢で消費した電解質バランスを整え、さらに消化に良いので腸を休めながら栄養を取る事にはとても優れています。
最後に-フィリピンの水は基本的には危険
水道水の基準値としてはフィリピン・セブ市内の水は飲めますが、インフラが整っていないので、結果飲めないとなっています。
敏感になるのはいいのですが、あまりにも敏感過ぎるとローカルレストランでの食事や、屋台のジュースが楽しめなくなってしまうので、結局飲むも飲まないも自己判断になります。
是非気を付けながらフィリピンの滞在を楽しんでください!!

コメント
[…] フィリピンの水道水の意外な落とし穴7%の真実7%-この数字がどんな数… […]