アイルランドの首都ダブリンで有名なものと言えば、、、
ギネスビールやラグビーに並んで、世界5大ウイスキーに数えられる『アイリッシュウイスキー』が出てくるのではないだろうか。
ウイスキーに詳しくない人でも「JAMESON」は聞いたことはあるのではないでしょうか?
そしてアイルランドの首都ダブリンにはこのジェムソンのウイスキーを含め、ウイスキーの蒸留所がたくさんあり、お酒が大好きな観光客でいつも賑わっています。
そこで、、、

ダブリンにはどんなウイスキー蒸留所があるの?どんな体験ができるのだろうか?
というような疑問にお答えします。
アイリッシュウイスキーの歴史は深く、ダブリンに来たからにはアイリッシュウイスキーを知らなくては失礼だろうと思い、約200年前からあるジェムソン蒸留所へ見学に行った体験を書いていきます。
・ダブリンのジェムソン蒸留所の体験談
・ダブリンでウイスキー蒸留所が体験できる場所3か所
・アイリッシュウイスキーの歴史
- アイルランドのダブリンに行きたい方
- アイリッシュウイスキーをこよなく愛する人
- ダブリン留学をしようと思っている方
- ウイスキー蒸留所に興味がある方
ダブリンにはウイスキーが苦手な方でも飲みやすい、アイリッシュウイスキーの魅力が詰まっていました。
3分ほどで読めますので、是非最後までお読みください!!
目次
ダブリンのジェムソン蒸留所でウイスキーを飲み比べ
ジェムソン蒸留所の見学ツアーは、10組ほどのグループで見学をしてガイドがジェムソンウイスキーの魅力をたっぷりと伝えてくれます。
ツアーは約1時間ほどでウイスキーの歴史からウイスキーツアーは20分間隔で行われているので参加しやすいのも嬉しいポイントですね。
その中で、5大ウイスキーに数えられるうちの3つを飲み比べしたことも紹介します。
ダブリンで約200年作り続けた蒸留所
ダブリンに行くと誰もが見るであろう、オコンネルストリートにある空高く伸びたオブジェクト『ザ・スパイアー』から徒歩で約20分の場所に、ジェムソン蒸留所はあります。
ジェムソン蒸留所に近づくにつれて、香り高いウイスキーの香りがしてきました。
心を躍らせながら歩いていると、高い煙突が見えてきます。
そして「JAMESON DISTILLERY」の文字が書かれている門を発見!!
そしてこの門をくぐると、、、

1番最初に目に入ってきた、ひときわ目立つものがありました。
以前使われていたであろうウイスキーを蒸留するための蒸留器が置いてありました。

実際は下から蒸溜原液を加熱して、蒸気を凝縮させる冷却器に繋がれているはずですが、現在はここでジェムソン・ウイスキーは作られてはおらず、1780年から1971年までウイスキーを作り続けていました。
操業から35年後の1805年には、ジェムソンウイスキーは生産量が世界一になっていたりもします。
その直後には、アイルランド国内で禁酒運動がされたり、アイルランド独立戦争によってイギリスへの輸出ができなくなったりとさまざまな歴史的な出来事あります。
アイルランドの歴史を語る上ではウイスキーも何らかの形で関わっていたりします。
そんなこんなでツアーに参加するために建物内へ
建物内は気品高いウイスキーの香り
建物の中はウイスキーのあのバニラのような香ばしい香りで充満していました。
ジェムソンウイスキーを楽しめるように、バーカウンターが設けられたり、くつろげるようにテーブルもあり、この日は休日ということもあって観光客でにぎわっていました。

少し中に入っていくと、これもまた観光客を楽しませてくれるような工夫があるではありませんか。
ウイスキーをあまり知らない人や飲まない人でも1度は見たことがあるでしょう。
あの緑色のジェムソンウイスキーの瓶で作られたインテリアが目に入ってきました。

本当に200年前に作られたのかと思うくらい内装もきれいにされていたり、観光客が楽しめるようにオシャレにしていて、ツアー前から来たかいがあったと思ってしまうくらい良かったです。
とさらにチケットを買うために中へ進むとチケット売り場がありました。
チケット代の20ユーロに含まれていたものは、なんと嬉しいジェムソンウイスキーが1杯飲めるではありませんか。
チケットの半券が先ほどご紹介した、バーカウンターで引き換えれるようになっていました。
でしたので、ツアー終了後にゆっくり味わおうと友達と決めました。
ツアーが始まるまで少し時間があったので、オシャレな建物内を見ていました。

入ってきたところの上からの写真
ツアー後に味わうウイスキーの旨さたるや
そしてツアー後には、チケットの半券を使ってツアー後もウイスキーも堪能しました。
外でも飲めるようになっていたので、タバコをくゆらせながら、ゆっくり最後の最後までジェムソンウイスキーを楽しめることができました。
〇ダブリンの喫煙事情は知っておきたい方はコチラ
ダブリンでウイスキー蒸留所が体験見学できる場所
ダブリンにはジェムソン蒸留所だけではなく有名な所をご紹介しまう。

ジェムソンウイスキー蒸留所
■the Old Jameson Distillery(ジェムソンウイスキー旧蒸留所)
住所:Bow Street, Smithfield Village, Dublin 7
TEL:+353 1 8072348
営業時間:月~土曜9:00~18:00、日曜10:00~18:00(最終ツアーの開始時間は17:15。グッドフライデー、12月24~26日以外は無休)
料金:大人14ユーロ、子ども(18歳以下)7.70ユーロ
アクセス:路面電車ルアスのSmith Field駅から歩いてすぐ
ティーリングウイスキー蒸留所
■Teeling Whiskey Distillery(ティーリング・ウイスキー蒸留所)
住所:アイルランド 13-17 Newmarket, Dublin 8, Ireland
営業時間:10:00~17:40(ツアー受付最終時間)年中無休
料金:(試飲するウイスキーによって異なる) ■TEELING TASTING…15ユーロ ■TEELING TRINITY TASTING…20ユーロ ■TEELING SINGLE MALT TASTING…30ユーロ ※全て見学ツアー含む
ピアース・ライオンズ蒸留所
■Pearce Lyons Distillery
住所:121-122 James St, The Liberties, Dublin, D08 ET27 アイルランド
営業時間:月曜日~土曜日 10:30~18:00(ツアー開始11:00 ツアー最終17:00)
日曜日もしくわ祝日 11:30~18:00(ツアー開始12:00 ツアー最終17:00)
料金:30ユーロ~
アイリッシュウイスキーの歴史
アイリッシュウイスキーは1172年にイングランドがアイルランドに侵攻した際に、「すでに大麦から蒸留したお酒が飲まれていた」と昔から言われており、ウイスキーの発祥の地と知られています。
ですがスコットランド発祥説もあり、どちらが起源かという論争に決着はつきそうにありませんが、いずれも長い歴史をもつことに間違いはありません。
そしてアイリッシュウイスキーというのは、アイルランド「島」で作られているウイスキーのことで、アイルランドと英国領北アイルランドの2つの国で作られているウイスキーのことを指します。
アイリッシュウイスキーと呼ばれるのは、作られている国も大事ですが厳しい5つの条件を満たさないとアイリッシュウイスキーとなりません。
1・穀物類を原料とすること。
2・麦芽に含まれる酵素により糖化し、酵母の働きによって発酵させていること。
3・蒸留時にアルコール度数は94.8度以下であること。
4・木製樽に詰めること。
5・アイルランド共和国、または北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させること。
この厳しい条件をクリアした上でかつては、生産量世界一を誇っていました。
年間で450万リットルも生産していた蒸留所
かつて生産量世界一位と言われていたころは、1791年に創業したジョンズレーン蒸溜所だけで年間の生産量が約450万リットルを超えていたという統計が残っています。
アイリッシュウイスキー全盛のころ、ダブリンのリフィー川左岸のボウストリートという通りに「ボウストリート蒸溜所」が構えられ、これを機に同規模の大型蒸溜所が次々と建てられました。
1791年には「ジョンズレーン蒸溜所」、1799年に「マローボーンレーン蒸溜所」が誕生しました。
この3つの蒸溜所と1757年創業の「トーマス・ストリート蒸溜所」を加えて、「ダブリンビッグ4」と呼ばれていました。
最後に-ダブリンのウイスキー蒸留所は行かないと損します
ダブリンに行ったらご紹介したウイスキー蒸留所を必ず訪れましょう。
ジェムソン蒸留所では、アイリッシュウイスキーを含め3つの飲み比べができるのでおすすめです!
アイリッシュウイスキーは3回も蒸留しているので、味もマイルドで好きな人が多いウイスキーなので、苦手な方でも飲みやすいと思います。
ウイスキー蒸留所の観光も良いですが、アイリッシュパブやダブリンにある無料の観光地、自然あふれる場所もありますので是非一緒にご覧ください。
コメント
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[…] ここはジェムソン蒸留所に行く時に行ったアイルランド最古のパブ!! […]
[…] ここはジェムソン蒸留所に行く時に行ったアイルランド最古のパブ!! […]
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[…] ダブリンの中心街から歩くと近くには、ジェムソン蒸留所があり、ウィスキーの芳醇な香りがしますので、徒歩で行ってみるのもオススメです。 […]
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[…] ダブリンの中心街から歩くと近くには、ジェムソン蒸留所があり、ウィスキーの芳醇な香りがしますので、徒歩で行ってみるのもオススメです。 […]
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