
こんにちは、てのーです。みなさんは日本の国技と聞かれるとどんなものを想像しますか?

有名なとこだと相撲や柔道、剣道かな、、、
日本の国技はオリンピック競技になるほど有名で誇らしい事ですし、競技人口も多く外国でも人気なスポーツでしょう。
しかし、もちろん世界の国々に国技は存在しており有名な国技からマイナーな国技が存在しています。
そしてアイルランドにも国技といわれているスポーツが2種類あります。
それが「ハーリング」と「ゲーリックフットボール」です。
正直、自分はアイルランド留学に行ってからも存在自体も全く知らなかったですし、ルールなんてなおさらでした、、、
聞いたことのないスポーツなんて「面白いのかな?」と疑ったくらいでした、、、
しかし、実際に生でハーリングを観戦してその迫力に圧倒され魅力に引き込まれました。
この記事を読んでいるあなたもハーリングとゲーリックフットボールのことは知らない事でしょう。
・アイルランドの国技ハーリングのルール
・ゲーリックフットボール概要
・アイルランドの国技の魅力が伝わるミュージアム
- ハーリングをアイルランドの現地で見てみたい方
- ハーリングのルールが知りたい方
- アイルランドに旅行や留学に行く方
マイナーなスポーツだからといってアイルランドでハーリングを見ないのは、ハッキリ言って損です!
本記事を読んで頂ければ、あなたのまだ知らないハーリングとゲーリックフットボールというスポーツについて知ることができます。
そしてアイルランドに訪れた際により良い思い出が作れることでしょう。
3分ほどで読めますので是非最後までお読みください!
では行ってみましょう!!
目次
アイルランドの国技ハーリングとは
百聞は一見に如かずということで、、、、
まずは動画を見てみましょう!!
ハーリングとは、しゃもじのようなスティックでボールを打って相手のゴールに入れて得点を競い合うスポーツとなっています。
イメージ的には陸上ホッケー、ラグビー、サッカーを合わせたようなスポーツです。
スティックから放たれたボールのスピードは150キロにもなるそうです。
ハーリングの基本情報
試合人数
1チームの選手数は15名で行われます。
大まかなポジションにはゴールキーパー1名、ディフェンダー6名、ミッドフィルダー2名、フォワード6名に分かれます。
試合時間とコートの大きさ
前後半35分のトータル70分のロスタイムありで試合をします。
さらにコートの大きさは大きい辺の長さ約140mで幅が80~90mもあります。
サッカーやラグビーに比べてもかなり大きいことがわかります。
長さ | 幅 | |
ハーリング | 140m | 80~90m |
サッカー | 90~120m | 45m~90m |
ラグビー | 100m以上 | 70m以上 |
得点方法
動画を見ていただければ何となくわかったことでしょうが、得点の方法としてはキーパーが守るゴールに決める方法とポールの間に通す方法の2種類があります。
下のゴールに決めると3点入り、Hの上を通すと1点入ります。
上のゴールはどの位置からでも決めることができますが、下のゴールにはキーパーがいるためある程度攻めないとゴールには決めることができません。
ハーリングを楽しく見るためには
ボールを持って移動できるのは4歩or4秒
ボールを手に持って移動できるのは4歩もしくは4秒だけとなっています。
どちらかを超えてしまった時点でファウルになります。
ですが、スティックの上に乗せてボールを運ぶか、スティックにさえ1度触れていればリセットされます。
ボールを手で拾うのはファウル
地面に落ちたボールはスティックで拾わなければ、これもファウルになります。
スティックでの打撃はファウル
ラグビーのようにタックルは問題ないですが、スティックを使っての打撃やボールをはたくのは禁止となっており、ファウルを取られてしまいます。
現地アイルランドでローカルハーリングを見に行った
画質が悪いですが、雰囲気だけ伝わればなと思います。
この動画は大学の試合にも関わらずこれだけたくさんの人が集まるほど、アイルランドではハーリングが人気が高いです。
35分の前半が終わると観客がぞろぞろとコートに出て行ってハーリングを楽しんでいました。
さすがローカル、、、、(笑)
アイルランドに興味があってハーリングにも興味が湧いてきたら、是非行っていただきたいアイルランドの首都ダブリンでハーリング学べる美術館を訪れてほしい!
アイルランドの国技ゲーリックフットボールとは
コチラもまずは動画をご覧ください。
ゲーリックフットボールは、サッカーのようなバスケットボールのようなラグビーのようなスポーツとなっています。
ゲーリックフットボールの基本情報
ルールがハーリングと酷似しているため簡単にご紹介します。
試合人数は15人
試合時間は前後半30分
得点方法は下のゴールが3点、上のゴールが1点になっています。
オフサイドはありません。
ボールを持って移動が可能ですが、バウンド1回で4歩進むことができる。
パスは蹴るかボールを拳で打つ(フィストパス)のみ。
ラグビーのようなタックルはできませんが、ショルダータックルは可能です。
オフサイドはありません。
アイルランドの国技が学べる美術館

アイルランドの国技であるハーリングとゲーリックフットボールを学ぶことができるミュージアムとなっています。
1928年から1987年まで、オールアイルランド・フットボール・チャンピオンで使われていたトロフィーが展示されています。
さらにハーリングのステッキがどのように作られているのかやルールブックなどもあります。
入場料は大人8ユーロ、子供6ユーロ
場所
アイルランドの首都ダブリンの中心地からも近く訪れやすいです。
営業時間
月曜日から金曜日の午前10時から午後5時までとなっています。
博物館専用のチケットは、午前10時から午後4時まで毎日30分ごとに入手でき、最大45分間滞在が可能です。
日本にJAPAN GAAなるものがあった
以前、Twitterでこんな出来事がありました。
わーい!ゲーリックフットボールの紹介ありがとうございます🥰日本に唯一のGAA, JapanGAAは東京を拠点に活動しています!😊どうぞ宜しくお願いいたします😍
— Nao_JapanGAA (@NJapangaa) May 5, 2021
ゲーリックフットボール日本代表で協会副代表、さらにクラブ開発責任者の方からリプライが来ました。
なので簡単にJAPAN GAAとは何なのかを解説します。
JAPAN GAAとは
ジャパンGAAは90年代半ばにできたボランティアによる非営利団体になります。
日本、そしてアジアで、主にゲール由来のスポーツとアイルランド文化を通して、国際交流や相互理解を進めて行くことを目的として活動されています。
ジャパンGAAのクラブメンバーには、アイルランドを始め、日本、中国、マレーシア、イングランド、スコットランド、ウェールズ、USA、オーストラリア、スウェーデン、ニュージーランド、カナダなど色んな国の方が参加しています。
ここ最近では女子チームのメンバーのほとんどが日本人プレーヤーで構成されているようなので、女性の方でも気軽にゲーリックフットボールの参加ができるようになっています。
活動場所
主に東京としか記載されていませんが、Twitterを見る限りですと、、、
品川周辺が多そうな気がします。
JAPAN GAAの問い合わせ
公式サイト:Japan GAA
ユーザーネーム:Nao_JapanGAA ID:@NJapangaa
もしハーリングやゲーリックフットボールに興味がある方は是非日本でもできる団体があるので、是非連絡を取ってみてください!
最後に-アイルランドで伝統的なハーリングをパブでみよう
アイルランドにも伝統的な国技「ハーリング」が存在しています。
それは30人の男が一本のスティックを巧みに操りながら、バチバチと熱い戦いが繰り広げられています。
スタジアムで観戦するのと、映像で見るのとでは全く感じ方も違ってが、気軽に見れてお酒をたしなみながら見るハーリングも格別ではあります。
どちらにもメリットがありますので、アイルランドに行ってみた際には生での観戦そしてスポーツパブでの観戦どちらもおススメしたい!
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コメント
[…] 休日は学校のアクティビティを使ってアイルランドの国技「ハーリング」やアイルランドサッカーの代表戦を見に行ったりしました。 […]