
ブログの正しい引用方法や画像を使用するときに注意点なんてあるの?著作権侵害して逮捕なんて嫌だよ、、、。

著作権侵害で訴えられないために正しい方法を知っておきたいなあ、、、?
というような疑問にお答えします。
自分の知識で書くには限界がありますので、他のサイトを調べたり、引用したりして記事を書く場合があるでしょう。
その際に引用したい文章や画像があった場合、気になってくるのが「著作権」です。
事実、これからご紹介する対策を怠ってしまうと著作権侵害となり、危険になることでしょう。
著作権侵害にならないためにも本記事を読むことをオススメします。
- ブログで気を付けるべき著作権侵害とは
- ブログで引用をする際の注意点
- ブログで画像を使用する時の注意点著作者に連絡をする
- 著作権侵害になりたくない方
- 著作権に対し最低限の知識を付けたい方
- 著作権侵害をしてブログの閉鎖をされたくない方
本記事を読んで頂ければ、正しい引用方法や画像の使い方が分かりますので、安心安全なブログ運営ができるようになります。
3分ほどで読めますので、是非最後までお読みください。
では行ってみましょう!!
目次
ブログで気を付けるべき著作権侵害とは

そもそも著作権ってなんなの?
著作権とは、著作物を独占的に利用できる権利のことです。
著作物を作成した時点で自然と著作権が発生し、さらに著作物に上手い下手は関係がないので、子供が書いた絵や作文にも著作権があります。
この著作権を持つ者を「著作権者」といいます。

なるほど、著作権って誰でも持てる権利なんだ!!

それじゃ、著作権を侵害するときってどんな時なの?
著作権侵害とは、著作権者の許可なく著作物を利用した場合に起こります。
利用するとは、コピー、翻訳、加工したものをインターネットで公開したり、譲渡や販売などをしたりといったことを指します。

なるほど、、、。もしブログで知らずに著作権侵害をしていた場合にはどんな罰則があるの?
- 最大10年以下の懲役
- 最大1000万円以下の罰金
以上の2点のどちらか、または両方が科される場合があります。
そして侵害者は著作権をから差止請求や損害賠償請求をされることがあります。
これらの罰則を受けないためにも、ブログで「正しい引用方法」と「画像を使う際の注意点」をしっかり理解しないといけません。
【引用編】ブログで著作権侵害にならない方法4つ

さっき、著作権侵害のとこで「著作権者の許可なく利用」ってことは許可をもらえば利用できるってこと?
許可をもらえば利用は可能です。

ってことはその都度、著作者に連絡するの?
そのめんどくさい連絡の手間を省くために、引用が存在します。
そして著作権法で引用とみなされる条件が以下の通りにありますので、しっかり理解をしておきましょう。
(注5)引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
著作物が自由に使える場合 | 文化庁 (bunka.go.jp)
詳しく説明します。
1:引用する必然性があること
まず1つ目のルールは引用する必然性があることです。
上記の引用部分は、著作権の引用を解説するのに必要不可欠になると判断したので引用をしています。
引用の必要が無いにも関わらず、他人の著作物を掲載(転載)するのはルール違反です。
写真の引用などが分かりやすいです。
例えば、他のブログやサイトから箱根のホテルの画像を使いたい場合などは、引用はできません。
なぜなら、ライター自身が現地に足を運んで写真を撮りにいけば良い話ですので、これは引用する必然性には反しています。
2:誰が見ても引用部分の区別ができる
文章の引用をする際は、誰が見ても引用部分の区別ができるようにしておきましょう。
例えば、、、
サンプル
サンプル
サンプル
と、このように引用部分を「””」を使ったり、枠で囲ったり、背景の色を変えたりして他と区別ができるようにしておきましょう。
もしこのような機能がなくても、「」などを使っても良いでしょう。
3:パクリとならないために主従関係ははっきりと
必然性があり、区別されていれば全てを引用して良いというわけではありません。
なぜなら、主従関係が明確でないといけないからです。
簡単に言うと、引用が多いだけのコンテンツはダメということです。
例えば、まとめサイトのような他人の著作物の引用だらけで、オリジナルのコンテンツが存在しない、もしくは少ない場合には著作権の侵害に当たる場合があります。
目安として、記事の文字数が5000文字なら引用部分は500文字程度にととめておきましょう。
4:引用元が明記されていること
そして上記に引き続き、引用元が明記されていることが必要になります。
誰の著作物で発信元がどこからなのかの必ず記載をしておきましょう。
記載の例として、「引用元:○○○」や「出典元:○○○」として「○○○」の部分にはサイト名や記事名、URLなどを載せておきましょう。
そして、引用元へリンクを貼っておくのが一般的になります。
ツイート内容も許可は必要?!
ツイートも著作物になりますので、実際にあったやり取りをご紹介します。
わーい!ゲーリックフットボールの紹介ありがとうございます🥰日本に唯一のGAA, JapanGAAは東京を拠点に活動しています!😊どうぞ宜しくお願いいたします😍
— Nao_JapanGAA (@NJapangaa) May 5, 2021
ありがとうございます!もちろんです!どうぞ宜しくお願いいたします😍
— Nao_JapanGAA (@NJapangaa) May 5, 2021
私たちのHPももし可能でしたら!https://t.co/K3JCsUe35k
コチラのツイートですが、ある方からリプが来ました。
そこで、そのリプを記事内で紹介をしたかったので、Twitterのリプで使っていいかの許可をとりました。
【画像編】ブログで著作権侵害にならない方法4つ

続いてブログで画像を使いたいときの正しい使い方と注意点を解説していきます。
上記で解説したように画像を使う際にも「必然性」を考える必要はあります。
さらに、画像を引用する場合に修正したり、サイズが合わないからサイズをカットしたりするのは、著作権法20条 同一性保持権の侵害に当たります。
そこで他のにも画像の引用方法の注意点について解説しています。
- ネットで拾った画像は使わない
- 商用利用できるサイトに登録する
- 著作者に連絡をする
- 画像はダウンロードしてから利用
5:ネットで拾った画像は使わない
インターネットには色んな画像が存在していますが、使いたい画像があっても使うのはやめておきましょう。
ネット上の画像にはほぼ全てに著作権はあり、なお有料の画像も中にはあるので転載はやめた方が賢明でしょう。
6:商用利用できるサイトに登録する
ブログで画像を使いたい場合には、商用利用できるサイトに登録をしておくといいでしょう。
しっかりしたフリー素材を使っているサイトに登録をしておけば、著作権の侵害にならないです。
登録をする際に商用利用以外にも確認項目があり、各サイトごとに利用規約が異なりますので確認しておきましょう。
- クレジット表記は必要か
- 人物のモデルリリースはあるか
- 画像加工はOKか
クレジット表記とは、画像製作者名やサイト名を明示することを言います。
必要な場合は画像を入れたページに記載しなければなりません。
フリー素材であっても人物が写っている場合には、肖像権はモデルの方にあります。
そのため、肖像権に許可のある素材を使った方が安全です。
また加工できるかどうかも確認しておけば、いざ編集するとなった時に便利です。
自分で写真を撮って編集できればそれが1番良いのですが、そこまで手間のかかることはできない人が多いですので、無料で登録できるサイトに登録して安心安全に画像を使いましょう。
7:著作者に連絡をする
著作権侵害とは「無断での利用」になりますので、著作権者から利用許可を得ているのであれば、著作物の利用は可能です。
しかし、許可の後に好きに使っていいというわけではありません。
許可を得る際に利用範囲を超えた場合には著作権侵害になってしまいます。
そのため、著作者から利用許可を得る際にトラブルの防止をするために、書面か何かで約束したことを残しておくことで余計なトラブルの回避に繋がります。
8:画像はダウンロードしてから利用
もし、著作者から許可をもらって画像を使う際には、必ず自分のサーバーにダウンロードしてから使うようにしましょう。
直リンクで画像を使うのは禁止になります。
なぜなら、、、
- 直リンクを貼ると相手側のサーバーの負荷になる
- 元の画像が変わると一緒に画像が変わる
以上2点の理由から直リンクではなく、自分のパソコンにダウンロードしてから自分のブログ記事にアップロードするようにしましょう。
ブログで著作権侵害にならないために正しい引用方法を
意外と気づかずに著作権侵害をしている場合があります。
ですが、もし訴えられてしまい「知らなったです」では絶対に済まされないのが著作権です。
そのため、他のサイトやブログでもやってるから「自分も大丈夫でしょ」と、思っていては痛い目を見るのは自分になります。
そうならないためにも本記事で紹介したことに気を付けながらブログ運営をしましょう。
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